BSP21

銀含有ガラス微粉末体 / 抗菌・抗ウイルス・防カビ添加剤

BSP21は、銀イオンをガラス組成中に約1重量%（製品の重量に含まれる対象の重量の割合）含有する、水溶解性のホウケイ酸ガラス粉末体です。

ガラス中における銀イオンの結合状態は、ガラスのネットワークを修飾する陽イオンとして組成中に存在します。当商品に含まれる銀イオンは、水分や大気中の湿度の作用によって、ガラス中の構成成分とともに、徐々に溶出され、細菌やカビなどの生育を阻止する作用として働きます。

また無生物であるウイルスに対しても効果があることも確認されています。※注意 : 100%溶けきるものではありません

災害医療に即応・創傷被膜剤
銀イオン剤による気相の消毒
NBC防除対策
無機系抗菌剤で防カビ効果
菌に対して積極的に効果
安全性の高い無機系抗菌剤

Feature

特徴

①カビに対して効果抜群
②銀イオン最高等級
③優れた抗菌性能
④あらゆる商品への適用が可能

Use

用途

プラスチック、ゴム、フィルム、スプレーなどへに防カビ、抗菌、抗ウイルス機能を添加※抗菌、抗ウィルス・・・0.5～1.0% 防カビ・・・2.0% 添加すれば効果が発揮

Example

使用例

触媒、光学素子、蛍光増感剤、抗菌・抗ウイルス剤、バイオセンサー、短電子半導体、ドラッグデリバリーシステム、シリコンゴム、エチレンプロピレンゴム、ポリエチレン、ポロプロペンなど
スーパーのカゴ、スーパーのカートの取っ手、ゴムパッキン、抗菌塗料等

詳細な特徴

抗菌効果について、BSP21は水や空気中の湿度によって、銀イオンが溶出し、積極に効果があります。それに対して、他社の無機系抗菌剤は接触面で効果を発揮する消極型抗菌剤であるといえます。したがってその効果は、発育阻止体〔ハローの幅（細菌の増殖しない範囲）〕の形成を見ることによって判断することが出来ます。